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「市政改革!!」やすらぎと安全の都市づくり

「市政改革!!」やすらぎと安全の都市づくり

2018年12月01日 活動報告

師走号 平成30年12月

はじめに

 師走、若い頃はこの時期になるとクリスマスや年始のことを考えワクワクしていたものでした。今はその気持ちが湧いてこないのが、少し寂しい気持ちにもなります。私は今月で62歳になりますが、日本という国に生まれて本当に良かったと思います。しかしその反面、戦後73年、これほど暴力や戦いに免疫力の無い国民が増えてしまったことには、少しの不安も覚えます。海の向こうでは多数のナラズ者たちが、自分の正義をかざし多くの人々の生命を奪っています。これからの日本人は、どう国際社会の中で無事生き抜いていけるのか、危惧いたします。さて国内には推定100万人を超える引きこもりの人達と、それに関連する鬱病を始めとする精神疾患の方々がおられます。 日本人は世界一情緒豊かな国民だそうです。たとえば感情を表現する言葉の数は、日本語は約4500語、英語では223語(東京大学調査)なのです。この情緒豊かな優しい国民性が西洋の競争文化と相反したのが、引きこもりや精神疾患が増える一因とも言われ初めています。また日本の精神科病院の数は世界一で、その数1076、ベッド数は約34万4千床で、全世界の精神疾患入院の約19%は日本人だそうです。恐るべきことです。更には、入院日数もOECD各国は全て1〜2ヶ月、日本だけが約10ヶ月とダントツで長いのは驚異的です。政治はこういう方々にも光を与えるのが使命です。

花園・城西・池田・一新校区へ支援物資配布!

ブルーシート800枚 水素水2400パック 土のう袋4000枚

4月16日1時25分、熊本地震本震、これ程想定外という言葉が当てはまる震災も希かと思われます。翌朝1番に町内の被災状況を見、議員として何を成すべきかと考えました。電気・水・食料、これは九電・水道局・行政が動く。被災した家屋の保全。雨が降ったら?ブルーシートだ!実はH3年(2期目)のスーパー台風(りんご台風)、台風19号の時にも市役所にブルーシートの支援をお願いし200枚程地域に配布した経験が有ったのです。 早速 高田副市長に連絡し、ブルーシートが欲しい旨伝えた所、持ち合わせが無いとのこと、他都市へ希望支援物資として入れておくとの返事。19日副市長よりブルーシートが入ったとの連絡。私は選挙遊説カーでお世話になっている溝口廣行氏へ電話しトラックと運転の支援をお願いした。20日支援物資が届く城彩苑へ出向いた。ブルーシートが山ほど届いていた。係の職員に200枚程欲しいと告げトラックに積んでまず地域の公民館を回り配布。翌日も200枚積んで公民館に下ろした後、地域を廻り個別に配布した。廻っていると瓦やガレキを捨てるのに袋が無いかと尋ねられたので西部土木センターに土のう袋を手配するよう依頼し夕方2000枚調達。22日、城彩苑にブルーシートを200枚積み個別に地域に配布した。公民館からも追加の連絡が有ったので土のう袋と一緒に届けた。夕刻城彩苑にブルーシートを貰いに行くと、係の職員が、水素水が大量に届いているとのこと。私はエコノミー症候群に効果が有るのを知っていたので、避難所に持って行こうと思い、トラックに乗るだけ( 30ケース)積んだ。翌日、花園小・池田小城西小・一新小・京陵中・井芹中・西山中に届け、校長先生らから受け取りのサインを貰った。井芹中の小田校長が喜ばれ、キチンと学校印の角判を押されたのが、いまだに印象に残っている。震災の中での、人の笑顔は最高に嬉しかった。

 

大西市長と視察!熊本玉名線震災『新堀橋下歩道整備』

大変長らくお待たせしました。写真1の通り熊本地震で新堀橋〜磐根橋の北側法面が崩落しました。工事方法を検討しましたが、ここ何十年も地域の皆様から歩道が狭すぎて歩行者自転車の離合も出来ないと、拡幅の要望が出ていた箇所でしたので、より良い災害復旧のやり方が検討されました。結果、法面崩落した新堀橋〜磐根橋に幅員3.5mの歩道を作ることにより、自転車歩行者の離合スペースを確保することとなりました。橋の下部分は、橋を架け替える以外に歩道拡幅は不可能なのですが、160mも離合が困難だった歩道が、その半分以上で楽々離合可能となったことは、評価に値すると考えます。来年4月開通予定です。(写真2)大西市長が理解力に長けた方で本当に良かったです。

 

地域の、災害時備蓄倉庫を確保!!

町づくりセンターや小中学校の体育館には災害時の備蓄倉庫が有ります。倉庫の中には、水・α米・毛布等が入ってます。しかし表面で書きました、ブルーシートや土のう袋等は入っていません。私はこのような物も備蓄倉庫に保管して置くべきと考えました。しかし各備蓄倉庫は小さくそのスペースは有りません。そこで一考しました。近所に市役所の施設の空スペースはないか?有ったのです。私の家の隣、小山田排水機場。水害対策のポンプ場です。この苦労話しは次号に回すとして…。ポンプ場の管理棟の階段横のスペースがちょうど良い広さが有ったのです。私はすぐに担当課と折衝、ある程度まとまった地域の分なら検討するとのこと。花園の牧崎地区の4ヶ町内と公民館で管理すると回答。無事覚え書きを交わし、ブルーシート200枚・土のう袋1000枚、それと大型の簡易トイレ(一基30㎏)を準備して入れました。市内で初めての手法です。他地域にも広げていきます。

震災への国の支援陳情

5月1日に、熊本地震への国の支援陳情を野田たけし代議士・木原稔代議士・松村祥史参議へいたした時の1ショットです。国会の先生方の力がないと、大きなことは何もできません。

近見液状化対策視察

全国で震災液状化が起きてますが、近見は併せて地盤沈下も酷かったです。液状化は857戸。地盤沈下は電柱が1.5mも沈んでるのを見ました。百聞は一見にしかずです。私は現場を必ず視察する、『現場主義』のスタンスで仕事を致します。

盟友 故田尻清輝議員を偲んで。

田尻議員と私の歴史は、たぶん何方にも分からないと思います。ライバルとばかり思われている方もおられるでしょう。しかしそれは違います。私にとっては、彼は盟友そのものです。議会でも隣どうしの議席、会合でも隣どうし、年に百数十回隣どうしで政策から世間話まで、色々なことを話し合いました。それが5月突然の訃報、愕然としました。会合に行っても彼はいない。議会に行っても隣の席には誰もいない。あの日以降、無情の寂しさが付きまとっています。27年来の盟友の死を、心から悼んでやみません。

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